ジューダス・プリースト 名古屋市民会館大ホール

ライブにあたってセットリストはおろか、「Angel of Retribution」すらノーチェックで挑むのはダメすぎな気がします。その代わり(?)「Electric Eye」とかの周辺は聴き倒していったので、もう1曲目（「Electric Eye」）で満足してしまいました。ゴメン、満足度レベル低くて。


とにかくロブ・ハルフォード凄すぎ。
私は音楽も含めて芸術なんてのは「好み」か「好みじゃない」かだと思ってるんですが、彼に関しては好き嫌いすっ飛ばして、「凄い」しか出てきません。
Judas Priestというのは、ロブがボーカルじゃない時期もあったし他メンバーもいてこそJudas Priestなんでしょうが、今の私にはロブ＝Judas Priestしか考えられないです。
クリアすぎるほどクリアなハイトーンボイスは、とても50過ぎた人が出してる声とは思えませんでした。年齢と共にボーカリストの喉も衰える、という固定観念は捨てるべきなのか、それとも彼だけがスペシャルなんでしょうか。とりあえずメタル系ボーカリストは彼を目指して精進してくれい。
何度も衣装を変えたり*1、アンコールではハーレーダビッドソンに跨って登場したりと、派手なステージはヘビーメタルのライブのお手本だと思います。メタル系インディーズでヴィジュアルやステージングに力入れてないバンドがよくいるけど、このステージ観て影響されてくれ。
しかし、昨日と客はかなり被ってるだろうに全然盛り上がり方（の質）が違ってましたねえ。
…ああ、せっかくの昨日の感動が今日のパワフルなステージで押し流されてくー。せめて2,3日、間が空いてれば…(T_T)。
去年IRON MAIDENを観た時も思ったんですが、自分のいいなあと思える曲、バンドの源流を観たって感じでした。
観に行って良かった。

*1:コートだけですが