OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

DREAM THEATER「OCTAVARIUM WORLD TOUR 2005/2006」 愛知県芸術劇場大ホール

県芸の前で信号待ちをしてたら、なぜかARESZのバン車*1が横切って行きました。別に名古屋でライブは無かったよね…??→どうやらわざわざ名古屋まで今日のライブを観に来てたようです(オフィシャルブログ参照)。


−セットリスト−*2
The Root Of All Evil/Never Enough/Another Won/Afterlife/Under A Glass Moon/Caught In A Web/Peruvian Skies/The Spirit Carries On/**Intermission**/The Glass Prison/Endless Sacrifice/I Walk Beside You/Sacrificed Sons/Octavarium/en. Learning To Live


ライブ。
もうこの余韻だけで1週間くらいは暮らしていけそう。
ジョン・ペトルーシとジョーダン・ルーデスのユニゾンとか、もう声が出ません。はー。
ジェイムズ・ラブリエはなぜか名古屋はいつも絶好調。ジョーダン・ルーデスのソロパートではサイドキーボードでちょこっと伴奏担当したりとアシストも出来る*3センターフォワード。でも機材に蹴っつまづいてコケそうになってました(笑)。
ジョン・マイアングは前回、前々回と凄く音が押さえられてるような感じがして物足りなかった(もちろん彼のせいではないです)んですが、3度目にしてようやくちゃんと聴けたような気がします。
そしてドラムテクニックとスティックアクションが世界一(?)反比例しているドラマー、マイク・ポートノイ。最後の締めでやっぱし落としてました(笑)。裏切らない男です、マイキー。
セットリスト*4はなんか意外でびっくり。「Panic Attack」とか「As I am」は聴きたかったっていうか、演ると思い込んでたので…。や、どんな曲でも嬉しいんですけどねー。
ドリームシアターの初期の曲を全然聴いてない私にとっては古い曲の方が新鮮で、3曲目(「Another Won」)なんてAメロは普通にカッコいいハードロックなのにだんだん崩れていってぐちゃぐちゃになっていくので思わず笑いました。←誉めてます。 
今は最初からぐちゃぐちゃだもんね。←誉めてます。転調、変調、変拍子大好き。
本編ラスト、タイトルチューン「Octavarium」で泣きそうでした。
完璧なライブの凄さもありますが、ドリームシアターの曲はいろんなことを思い出したり連想させたりする力がある気がします。ごく個人的な、いろいろなことを事を思い出し、胸が痛くなりました。
観るたびに「凄い」と思うのですが、これだけのプレイヤーが揃って、あの複雑な曲を作り出して、なおかつライブで完璧に調和させてるっていうのは、実はもの凄く凄いんじゃないのかしら?
ひょっとしたら実は奇跡的なことなんじゃないのかしら?「凄い」なんて言ってるだけじゃ足りないんじゃ?
今は普通に「ああ良かった…」と思っているだけですが、何年後か、何十年後かにこの場にいられたことを神に感謝することになるのかも。
そう思えるほどのライブでした。
何故かクロージングSEが「雨に唄えば」の「Singin’ in the Rain」だったので一気に和んでしまいました(笑)。誰の選曲なの。
(1/14追記)

*1:非常に目立つのですぐ解ります

*2:ROCK★SHOW! Netabare Board から転載

*3:そういえば02年のライブではマイキーの横でドラム叩いてた

*4:曲名が覚えられません…