愛知厚生年金会館 売却方針で存続危機／愛知県勤労会館は10年3月に廃止決定

愛知厚生年金会館（1,666席）が年金福祉施設の整理計画に伴い、存続が危うくなっている。ホール機能存続を求め文化・芸能団体、コンサート事業者など80団体が1月30日に「存続を願う会」を発足させ、5万人を目標に署名活動などを行う予定。
なお愛知県勤労会館（1,448席）は10年3月末で廃止が決定済み。


〜中日新聞 1/16朝刊
〜参考：独立行政法人 年金・健康保険福祉施設整理機構/売却予定物件 (PDF)

厚生年金の無駄遣い問題については言いたい事もあるのですがそれはおいといて。
大阪厚生年金の存続署名活動の話は聞いてたんですが、愛知も対象だったんですね。調べてみたら厚生年金会館の売却予定物件（上記参考）は東京、大阪、北海道を含めて21件。
売却によって公的ホールとしての機能が無くなれば同クラスの勤労会館の廃止もあり、県内の会場難も起こりうるということでサンデーフォークプロモーション等が中心になって「存続を願う会」発足となったそうですが、他に1,500席前後クラスのホールっていうと市民会館中ホール（1,146席）か、芸術劇場コンサートホール（1,800席）くらいしか思い浮かばないなあ…。主催団体が困るはずですね。今後あちこちの会場で署名を求められることになりそうです。
それにしても勤労会館、厚生年金会館は「やっとホールクラス（メジャー）になった」という一つの目安になる会場だったし、特に勤労会館は第14帝國が式典のファイナルとして使うことが多かったのでいろいろ思い出深いです。椅子が狭いのが不満だったけど、無くなったらやっぱり寂しいですねえ。