OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

ELLEGUNS TOUR 2006 「KEEP OUT」 大阪 BIGCAT

−セットリスト−
MANDA-LA/RESCUE/Shining/BUFFALO/KENJILAWソロ/ORION/Cyborg/Sadistic/SYPANソロ/H.O.T(HOUSE OF TELL)/Gypsy/Memories/PANTHERソロ/Air/FIRE WIRE/Deja vu/en. Babylon/


今回のツアー、参加は名古屋だけで遠征はしないつもりだったんですが、「今後のエレガンズ」についてあんなMCをされて「ひょっとしてこれが見納め?」と不安になったのと、「名古屋のライブは50点」というパンサーの採点に「んじゃ東京、大阪はもっと凄いのかよう」となんだかやさぐれたキモチになったものだから、急遽大阪へ行くことに。


「今日は東名阪ツアーファイナルだからって特別なことはせえへんでー!…って言ってみたかったんだよね」
とパンサー。誰の真似だ、誰の(笑)。
研次郎は髪型が名古屋・普通→東京・左刈り上げ→大阪・左にラインと進化。「次は?」と訊かれて「両サイド刈り上げ…」とか言ったらブーイングされ、「インストバンドにルックスはカンケーない!」と開き直ってました。
投げやりなんだか無理矢理なんだかな前振りだったのは「Sadistic」。
「蚊に刺されるのは気持ちいいかー!縛られるのは好きかー!それでは参りましょう、サディスティーック!」
客を大爆笑させてこの曲始めるのはやめて下さい、研次郎。
「H.O.T」ではパフォーマーが登場してエアギターっぽいことやったりして一応盛り上げてました。が、「H.O.T」が終わったらいつのまにかサイパンが袖に消えてしばらく戻ってきません。戻ってきたと思ったら開口一番
「こ こ 、な に か い る」
…またそーゆーコワイことを。
名古屋の時に「Gypsy」は1つ組み合わせを間違うと大変、みたいな話をしてたんですが、その流れで算数みたいなものという話になって「今は小学6年生の算数のドリルでも多分解けない」とパンサー。ここで研次郎がサイパンの話を思い出す。
「ドラムテクの人にスティックの太さをどうします?と訊かれて『円周率大きめで』って答えてた」
円周率は不変だよ、サイパン!!得意げにVサインしない!!
やーもう、この話で客が壊れました(笑)。あと
「社長に『ジョー、研、パンサー、どうだ?』とか言われて、サイパン『条件反射?』と聞き返してた」
とか。まあサイパン、あんまり耳良くない(職業病)からね*1
今日のパンサーのギターソロは、私的にはイマイチだなーとか思ってたら、「Air」の後でパンサーが研次郎に「誉め禁止」と厳命してたあたり、本人も不本意だったのかしらん。
名古屋とは終盤の曲順が変わってアンコールラストに「Babylon」。あの見慣れないストラトはギターテクのJTMのを借りてたそう。
ヘッドに刺してた赤いバラを最後に口に銜えてから客席に投げ込んでましたが、あのバラ、原型をとどめてたのかしら…。


パンサーが今日は何点というのかは知りませんが、とりあえずサイパンは今日の方が良かった。やっぱ初日は固くなってたかなあ。途中で袖に消えた時はどうしたのかとちょっとドキドキしましたよ。今後については特に付け加える話は無し。
最後の挨拶でサイパン
「自分たちも、あんちゃんも『ここ(ハート)』で信じてる音をやってく」
とかなんとか、珍しく凄くまともで良いことを言ってました。あまりにもまともすぎて、何かサイパンに降りてきてるんじゃないかと不安になりましたが。


さてこの先ELLEGUNSはどうなって行くんでしょうね。
……ボーカル・安藤弘司ってオチが来たら凄いよな。←なさそー。

*1:名古屋の打ち上げの時、実感しました