OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

漁港&DRUNK FUX Wレコ発 クラブロックンロール

出演:漁港/DRUNK FUX(ex.Beat Crusaders)/ホット・ハニーバニー・ストンパーズ/karesi


★karesi
サンセットストリップでのライブもそうだけど、いかにもこのテのハコの1番手って感じのバンド。ちょっとでも好みに合うとこがあればそこに集中出来るんだけど、それが全くないライブを観るのは非常に苦痛です。
それにしても2/1の「サカエ経済新聞」がこのバンドを紹介してたのだが、いくら地元バンドといえ一体どーゆー基準で紹介してるんだろう?


★DRUNK FUX
こちらは1番手とガラリと変わってガツンと男っぽいストレートなハードロック。
「はぁ〜やっぱこれよねえ。落ち着くわあ」
とまるで温泉に入ったかのように気持ちはマターリ。いや爆音なんだけどね。
上手ギターさんの短髪に革ジャンという出で立ちはなんかエロイなーとか思った。なんでだろう。


漁港
−セットリスト−(トークで押したので6はキャンセル。1番下はMCのネタ)


名前を初めて知ったのはカミセンがやってた音楽番組「ミミセン」(え、この番組ってもう7年前!?)でした。
グルグル映畫館とか狂暴とかブレイク前の氣志團とかに混じって紹介されたビデオの中で、ライブ中にマグロ解体をやるというあまりにインパクトのある光景が忘れられず、その後メジャーデビューしたとか一応チェックはしてたんですが、今回ホット・ハニーバニー・ストンパーズが対バンすると聞いてびっくり。速攻チケを押さえましたよ。
大漁旗やのぼりや提灯(マイクスタンドの使い方が間違ってる/笑)で飾られたステージに登場した海の男、つーか魚屋さん3人は歌って踊って(チークダンスは…いやもう)、船長は「テンションが変!」と言ってましたが何せ観る方も初めての人が多かったんでこのノリでいいんだか悪いんだかよく解らないまま盛り上がってたような(笑)。
森田釣竿船長は先日、枕崎水産加工業協同組合から枕崎鰹節大使に任命されたこともあり、鰹節の宣伝をしたりちゃんと大使として業務をこなしてました。あとマグロ問題にも話は及び
「騙されてたまるか!」「日本を変える!」
と熱く語ってました。第一次産業なんて言葉を凄く久々に聞きましたが、改めて考えるとやっぱ大事な問題だよなあ。
最後はホントにやってくれるとは思ってなかったマグロ解体ショー!!
見事なマグロのアタマから素晴らしい包丁さばきでホホ肉を削ぎ落とす船長。カッコイ〜〜〜。
残念ながらマグロ肉は競り落とせませんでした*1
食べたかったよー。
ぜひ次回はトークショーでの登場を期待してます。


ホット・ハニーバニー・ストンパーズ
−セットリスト−*2
ホット・ハニーバニー・ストンパーズ/魔人株式会社/エレキ童子/ライオン/台風/サーカス/最大2000/おとこまえ/のるかポルカ/en. 君はどう?
地元バンドなのになかなかライブに縁が無く、観るのは3年ぶりになるのですが実はアルバムのヘビロテ度数はベスト3に入るくらい大好きなバンドです。
今日は二人少なくて8人編成でしたがなにせステージが狭いので楽器がぶつかりそうで観ててヒヤヒヤしました。
ゲルさんによると
「今年で10周年に……え、去年!?」
いつのまにか10周年過ぎてたストンパーズ(笑)。これだけ人数いて何故気付かないのか。*3
「我々、いつブレイクするんでしょうね」
って、いつブレイクしてくれるんだとこっちが聞きたいよー!
相変わらずいろんな楽器が見られるし聴けるし、4人ボーカルによるバリエーションが楽しめるしやっぱり面白いわ。
ラストの「のるかポルカ」で節分の豆をまいたり(豆が床で粉々。きっと後で掃除が大変だったのでは)、冷凍ギョーザの爆撃(ライブハウスでギョーザの封を開けるのはほとんどテロ行為。スゴイ匂い)でハチャメチャになりました。
それにしても、このバンドを紹介するのに凄く説明に困るんですよねえ。無理矢理説明するなら
『昭和流行歌とかオールド・ジャズとかスカとかポルカとかやってるチンドン屋なバンド』
……うーん。
一言で表せるキャッチフレーズつけといて欲しい。

*1:いやタダなんですけどね

*2:4〜7曲目の曲名は略称

*3:でもホームページの伝記は98年からスタートしてますけど