CYCLE 「TOUR 2008 Summer Chopper」 ハートランド

ゲストボーカル：緋村剛（everset）


「C-FILE」に始まってボーカル曲でスタート。今回、セットリスト取るのを諦めちゃったのですが2/3は剛が歌ってたかな。んで正味2時間も無かったって…。
短いよー！インスト少なすぎる−！
ロックインスト好きだからCYCLEが好きという人間には不完全燃焼…。


パンサーはハートランドに来るのは15年振りくらい、研次郎は7年5ヶ月振り（客席から「細かっ！」）、JOEは10年振りくらいとのこと。
※気になったので「ハートランド年表」で調べてみた。*1
パンサーは93年3月31日にシグナスが来てるのでこれかしら。研次郎のcali≠gariは01年3月25日、JOEのSEX MACHINEGUNSは98年3月30日が最後のハートランド。なので全員、申告年数は正解かな。
パンサーによると当時はまだ隣にハードロックカフェなど無くて、ブラック(?)という黒系のショップがあったんだとか。
「知ってるー」という客席の声に「今、知ってると言った人はヤバイですね。…年齢が」
一部にショックを受ける人たちが(笑)。
剛は名古屋までの車中、JOEに恐い話を聞かされて結局昨夜は眠れなかったという。JOEもまたいらんことを。
そのせいかやや不調？高音（といってもそれほど高音じゃない）が苦しそうだった。


研次郎によるとオフィシャルサイトをリニューアル（アドレス変更あり。http://cycle-beat.net/　※音あり）したついでにMySpaceを開設（http://www.myspace.com/cyclemetal）したところ海外からたくさんメッセージが来たとのこと。
が、パンサーが研次郎の「たくさん」は大げさだから、と何だか不審げ。以前、研次郎が「こーんな大きな（30cmくらい）蛾がいた！」というので見たら実際はその半分くらいだったんだとか。
で、海外からのメッセージに
ぱ「翻訳とか出来るの？」
け「…Yahoo!機械翻訳とかで」
ぱ「でもあれ間違ってるよな」
け「ぼくはケンジロウだからいいけど、パンサーは豹になるし、ジョーは確かアゴになるんだよ！」
という話の流れで「アゴです！」と自己紹介するアゴな人JOE。
今日のJOEは何言ってもブリザードびゅーびゅーって感じで、もう口にガムテして叩くだけにしといてとか思った。
ちなみに顎はJOEじゃなくてJAWだからアゴに変換されるはずはないんだけどね。
ライブ半ばになって研次郎が右手首にしてたヘアゴムが二の腕まで上がって締め付けてたため、「血圧計測」な状態だったことに気付く。どおりで腕の調子が変だと思ったって、もっと早く気付けよー。研次郎はポケットに携帯入れっぱなしとか腕時計つけたままとかでステージに上がってしまうことがあるらしい。
JOEはクロスで叩く時にシンバルで手を切って、ふと気付くとスネアが血塗れになってたりするんだとか。
本編があと2曲、と言うと客席からの「最初からやってー」という声に研次郎が「もう34歳だから」と拒否。
ニューアルバムについて研次郎は曲順を考えるのが楽しかったとか。パンサーは別にそうでもなかったようだけど、曲順とかLPのA面B面にこだわる世代というのには納得。
剛は音楽を聴き始めた頃はすでにCDがあったそう。高校生の頃、Xのコピバンで200人動員したとちょっと自慢。
俺らはラウドネス世代だからなーと、研次郎がニ井原さんのMCのモノマネしてた。
2度目のアンコールで何やるか決めてないと言ったら客席からまたも「最初からー」
ぱ「38歳だからムリ」
け「38歳でも1曲ならいける？」
ぱ「…自分で言うのはええけど人に言われるとムカツク」
というわけで、最後はもう１度「LOVE PORTION」で締めでした。


ハートランドは好きなんだけどステージが低いので今日みたいにそこそこ人が入ってると見難いので困ります。
背の高いフロント二人は腰から上がかろうじて見られたものの（背が低かったら顔だけになるところです）華麗な指捌きまでは見られず。
ただパンサーは今日は弾き込みが足りないのか新曲が難しいのか、ギターソロとかかなり下を向きっぱなしでした。いつもなら出来る限り顔上げてプレイする人なのに。
今回、剛がアルバムに参加してこうやってツアーも一緒に回ってるわけですが…ここで固定はして欲しくないな。
彼のボーカルはバリエーションの１つとしてはありかもしれないけど、やっぱりどうしても物足りない。
RIDER CHIPSにおけるRickyみたいな、CYCLEにぴたりとハマるボーカル、どこかにいないかしら。…ただしインスト主体希望〜。

*1:ええ、研次郎に負けず細かいです