陰陽座 全国ツアー2011『谺』 ダイアモンドホール

サポートドラム：石川和智



前回のライブは去年の7月。さすがにこれだけ空くとどの曲でも嬉しい。
初お目見えのサポートドラム、ともちんこと石川和智くんはSHINGO☆を思い出すような金髪ツンツン頭。
異国の子が混じってるわとか思ったりもしますが、黒髪なメンバーの中に入ると蒔絵的な色合いになるのである意味和風と言えなくもないかも(笑)。
あと狩姦さんが前髪パッツンじゃなくなってるのでふつーのギタリストみたいだった。
身長的、イメージ的にPANTHERと並んでるとこを見てみたいんですけど。


・ガウン事件
狩姦のダウンを持ってきたけど名古屋は暑いからいらなかったねという話から、彼がガウンとダウンの区別がついていなかったという「ガウン事件」が明かされる。
「寒いと思ってガウン持ってきたよ」
「ガウン？」「ガウン！？」
「うん、ガウン」
というやりとりがあったそうな。


・キン肉マンを熱く語る
瞬火兄さん的には今、1番熱いのは「キン肉マン」復活のニュース。
1番好きなシーンはバッファローマンがミートくん助けるとこだとか。
瞬火さんによるとともちんはキン肉マンがウォーズマンにパロ・スペシャルかけられて苦しむシーンが1番好き…などと語ったばかりに「ドM認定」されることに。
他メンバーに比べるとキン肉マンは詳しくない黒猫ちゃんの「山が柔道着着てる超人」（ザ・魔雲天のこと）という言葉に相方が爆笑死してました←すぐ蘇生


・「本当に本当に本当に」
瞬火さんのMCで「本当に」という言葉が多すぎて客席から笑いが。
「え、なんかおかしいこと言った？」と訊く兄上、客席から「『本当に』が多い」と指摘されて、さらっと
「ほんとにほんとにライオンだ」
と言ったもんだから、その後ダイアモンドホールは富士サファリパーク状態に（嘘）。


・新ベース『村正』
瞬火さんが使用してたベースは「鳳凰」ではなく、未公開の「村正」（近日中に公開予定とのこと）。名前の由来は「ウィザードリィ」から。Muramasa Blade!…懐かしい。


・「絶界の鬼子母神」回し読みOK
アルバム「鬼子母神」はそれだけでも構わないが戯曲「絶界の鬼子母神」を読むか読まないかでどれくらい差があるかというと、「スタートレックで言うところのワープ9か標準速度」とのこと。
高くて買えないという人は買った人の後をつけて電車の中で読んでるのを横から読んでもヨシと言われたので、帰りに実践したよ（表紙だけ）。


・無理矢理弟に振る兄
アンコールの締めでもうMCがアレな(笑)瞬火さん。自分でもヤバイと思ったのか弟に押しつけました。
「…熱い名古屋の締めは熱い男招鬼が締めるべき！……と兄は思った」
兄よ……(笑)。
長引かないように気を付けてるんだろうなというのは凄く解るんだけど、やっぱりなリーダーのMC。長くなるのが悪いんじゃなくて、アンコールで曲が終わって盛り上がった後に長い話になるのがいけないんだってば。



セットリスト*1は「鳳翼天翔」からスタートで今回はレコ発では無いのでシングル曲が多かったかな？スローな曲は無かった。
ともちんのドラムでの陰陽座は「ああ、陰陽座ってメタルだったんだ」って思った。
メタルじゃないと思ってたわけじゃなく改めて気付かされたというか。技術的には大丈夫だと思うんで後は場数じゃないかな。
来年はようやくホールツアー。もうちょっと早くても良かった気がするけど、堅実なこのバンドらしいかも。
そろそろ武道館とか無理かしら…。

*1:オフィシャル発表待ち