OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

ANGRA & Nightwish 〈Japan Tour 2005〉 Zepp Nagoya

Zepp Nagoyaです。…明後日も明々後日も行くけどね。
1週間前にオープンしたばかりのNagoyaは愛・地球博のささしまサテライト会場デ・ラ・ファンタジア内にあるのですが、最寄り駅のささしまライブ駅からは1番遠い敷地にあります。新栄駅からダイアモンドホールくらいまでの距離かしら。
デ・ラ・ファンタジアは時間が遅かったせいかオープン日の割に混んでませんでした。なお名古屋駅ささしまライブ駅の往復には100円安くなる1日フリーきっぷがお得です。
建物自体は基本的にTokyoと同じかな。Zeppってドリンクがソフトドリンク主体でアルコールが無いのが不満。
それにしてもオフィシャルはいつになったらNagoyaのコンテンツを作るのだろう…。役に立たんオフィシャルなんていりません。


Nightwish
当初このツアーが決定した時はANGRAが目当てだったんですが、「ONCE」を聴いて完全に焦点は逆転。
女性ボーカル・ターヤのルックスと歌声はもちろんですが、マルコのステキ髭(笑)にやられました。
その歌と髭(それはもういいって)のステージは期待を裏切らないものでした。
特に中盤での「The Phantom of the Opera」。Nightwishがこれをカバーしてるとは知らなかったので凄くびっくりしました。もちろんラストのあのキーもちゃんと声出てます。これが聴けて得した気分。
この曲の後に衣装替え中のターヤ抜きの男衆でピンクフロイドをやったんですが、曲名がよく聞き取れなかった。上手いとは思わないんだけどドラムのユッカがいいなあ。目立つからかしら。
ターヤの最後の衣装は素晴らしく胸ぐりが深いキャミソールで、女の私ですら目が釘付け(笑)。やっぱりこのバンドは見た目も楽しませてくれます。
ラストは当然「Wish I had An Angel」。この曲が聴けただけでも来て良かった。
会場のせいかどうか、低音がきつすぎでした。もうちょっとボーカルがクリアなセッティングして欲しかったけど。バスドラが胸骨にバムバム響いて、死人も生き返りそうな心臓マッサージ状態なのが気持ちよかったというか悪かったというか…。その割に耳はやられてないから不思議。


ANGRA
ブラジルのバンドだけあって、他のどの洋楽のライブより外国人(ブラジリアン)率が高かった*1です。そのためにライブ前(Nightwishの時も)から雰囲気が全然違ってました。
エドゥのMCもちょこちょこポルトガル語を交えてブラジルファンと会話したりするので、ちょっと仲間ハズレ気分。いや、英語で言われても解らんのですが。
1番印象に残ったのは「The Shadow Hunter」ですね。アコギのイントロに観客を交えたパルマ、フロント全員でのコーラスは一瞬他のジャンルのバンドとさえ錯覚させます。このバリエーションの広さがANGRAの凄いところです。
アンコールで「Carry on」「Nova Era」も聴けて良かった。初めて聴いたANGRAはこの2曲だったんで嬉しい。ラスト近くはさすがにエドゥが疲れてたみたい。
パワーのあるハイトーン、ツインギター、高速のツーバスとこれぞシンフォニックメタル!をイヤというほど堪能させてもらいました…。ゴメン、途中でちょっとイヤになったかも。
なんせ長いんですよ。会場に入って30分、Nightwishが1時間半、転換に30分、そこから2時間以上ですもん。4時間半立ちっぱで普段は使わない音域で耳を酷使、そこそこ首も振るし。へろへろでございます。
もうしばらくメタルは聴きたくない…。
(3/19追記)

*1:愛知はブラジル系の人が多い