第14帝國「煌鬼！KIBA王国物語〜からかさタスク故郷へ帰る〜」 E.L.L.
キャスト*1
からかさタスク：秋山祐（第14帝國）
KIBA国王：KIBA（Gargoyle）
ビビビのねずみ男：三上史剛
隼人（隼）：伊東隼人
虎十郎：伊智生士冶（虎十郎*2）
じい（家老）：陽季想
中村（目付）：松井真城（マイキー間木*3）
幻庵：わっしょい後藤
草壁：一ノ瀬類
演出・脚本：楠本柊生帝國元帥（第14帝國）
エンディング映像出演：最鋭輝 / なすび / YURAサマ（Psycho le Cemu）
昨年5月に初演された「煌？第９公國物語 〜第14帝國外伝・少女マンガ編〜」（04/5/9参照）の再演、というか「アラジンとスターオーシャン」バージョンです。
初演では第9公國最高司令官である秋山祐少佐が元帥と一緒に帰郷する、という始まりだったんですが、今回は書類選考で不合格になりリッターになれなかったKIBA王国の世継ぎ“からかさタスク”が死んだはずの父・KIBAと一緒に王国に帰る、という設定になってます。
ちなみに回想シーンに出てたリッター募集のチラシは数年前、実際に使われてたものです。小さく『※コンプレックスのある人歓迎「ハゲている」「背が高すぎる」etc...』と書かれてるとこがミソ。（でもこのチラシ以降、入団したリッターはいない）
元帥がやってた役をKIBAにスライド、黒幕がブラック元帥→ねずみ男になった以外は大体同じストーリーだったと思います。
★自分的チェックポイント★
- オオクワガタ
- つがいの名前が「メタル」に「マコト」。ちょっとヤです(笑)。この名前にした理由は「二人ともガーゴイル好きだからな」って。おいおい。
- 「激愛メリーゴーランド」
- 初演では刀によるオンブラッタでこれがなかなかカッコ良かったんですが、今回はアラスタバージョンということで「激メリ」でした。後でアッキーが自慢してただけあって、ちゃんと踊れてました。
- オールナイトK
- 「アラスタ」の時、煌メンバーはみんな観に行っており、また裏方を手伝ってたんだとか。一人、観に行かなかった草壁は責められまくり。
- 一見クールなナイスガイ
- 初演から唯一キャスティングが変わった幻庵。*4一見、クールな男前さんです。「全然喋ってないから」と反対サイドに座る草壁と共に中央に立たされたとたん、「はいっ、というわけで…」といきなり漫才調でベラベラ喋り始め、観客以上に後ろのメンバーたちがひっくり返ってました。経歴もよくワカランし、ナゾなひとです。
- CM「成り上がりX」
- 成り上がりゲース(元帥)vs極悪将軍キバーン(KIBA)のアラハタジャムをアラスタジャムに変える攻防(笑)。猫耳つけて登場したアッキーのキャラはなんかよくわからなかった（デ・ジ・キャラットじゃないよね??）けど、元帥の「ザクとは違うのだよ、ザクとは！」とかKIBAさんの「坊やだからさ」等アキバな台詞が飛び交って凄いことに。アッキーの「KIBAさん、萌えー!!」はかなりの観客の心情を代弁していたんではないかと。
- 前国歌「ガキ帝國」
- 「これを超えるのは無理なんじゃね？」と隼人。確かに無理っぽい(笑)。隼人はアコギでじゃかじゃかやりながらタスク、虎十郎と一緒にヘドバンしてヘロヘロになっておりました。
- お絵描き
- KIBA国王が出されたテーマの絵を描きました。特徴掴んでた「元帥、YURAサマ、メタル」、「知らないから」と想像で描いた「ふたりはプリキュア→ふたりはプリクラ」、結構ちゃんと描けてた「モリゾーとキッコロ」、「東海テレビのヤッパくん」はヤッパ持ったパンチな人でした…。しかし短時間で上手く描いてましたねえ。驚きました。
- 殺陣
- 全てはねずみ男の陰謀で、死んだはずのKIBA国王はねずみ男が化けていたことが判明、Psycho le Cemuの「聖〜excalibur〜剣」をバックにタスク、隼人、虎十郎vsKIBA（ねずみ男）、幻庵、草壁との戦いに。「激メリ」の時も思ったんですが、隼人の動きは凄くキレがあって目を惹きます。草履が脱げちゃったタスクはご愛敬。KIBA最期の台詞に「死ぬことと見つけたり！」で来られたらもうカッコよすぎっす。やっぱり主役はKIBAさんに持ってかれました。
- エンディング映像
- なぜか「電車男」でした。アキバタスクはちょっと…(笑)。
開演が少々押したり、カーテンコールの拍手が鳴り止まないのに出てきてくれなかったりという内容以外のちょっとした不満はありますが、久々にお腹いっぱい笑わせてもらいました。
予想してた通り、KIBAさんがアッキーのお父さん役（って書くとなんか変）で、好青年な若殿タスクに「父上！」と呼ばれるバトルガーゴイルなKIBAさんの図、というのは非常に漫画的というかナイスなシチュエーションでした。
KIBAさんがカッコ良かったとか、他のメンバーが上手かったとかはもちろんありますが、やっぱ自分はアッキーに尽きます。…可愛すぎ。
元帥が「秋山少佐は相手の良さを引き出すのが上手い」と評してたことがありますが、やっぱり今回もその効果が出てような気がします（その分、本人が目立たなくなってしまうという欠点があるんだけど）。
アッキーは1番応援してきたリッターだしこれからも1番応援したいと思ってるんで、ホントに頑張って欲しいです。…あんまりアキバ寄りにならないようにね(笑)。
8/3追記：アッキーズブログ8/2によると、アッキーは本番が終わってぶっ倒れてたようです。カーテンコールがなかったわけだ…。お疲れ様。
