OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

THE CAPTAINS/OOTELESA/Untitled/他 ell.FITS ALL

出演:ザ・キャプテンズ / OOTELESA / Untitled / old-name-store


old-name-store
演奏も歌もふらついててMCはきっちり滑ってました(努力の跡は見えるけどね)。キャプテンズが今までサンセットストリップで対バンしてたようなバンドよりは上ですがまだまだ。


OOTELESA
結構良さげな評判を聞いてたのでちょっと楽しみにしてたバンドです。
ステージに登場した彼らの風体はある意味ヴィジュアルショック(笑)。一緒に観てた友人がボソリと
アンガールズがいっぱい…」
とか呟いたので死にかけました。でもドラマーがしゃくれアゴに眼鏡という「ちょっと若い粟根まこと」みたいな面立ちだったので、うっかりときめいてみたり。
さすがにステージ慣れしてて客を煽るのが上手いです。キャプテンズもそうだけど、照れとか羞恥心とか捨てきらないと客は付いてこないんだなあとしみじみ思います(先に出たold-name-storeや後に出たUntitledは照れが見えちゃって、観てると冷めるのよね)。
歌も演奏もMCもストレートでライブはなかなか盛り上がり、メンバーのテンションもヒートアップ。メンバーがみんなフロアに降りて、ボーカルの植木さんはフロア後方のコインロッカーによじ登り(マイクのコードがあんなに伸びるのにびっくりしました)、ギターの上野さんは客にギターをもたせて弾かせたり。
が、その盛り上がりの中、楽しげな客の隙間をぬって怖そげなグラサンのオジサマがメンバーに近づくと、場にそぐわないクールな表情で自分の手首(腕時計)を指さして合図。
……知る人ぞ知る、厳しいことで有名なELLの社長自らのダメ出し!うひー。
煽りすぎてかなり持ち時間が押してたんですねえ。ロッカーによじ登った時にもヤバイなーと思ってたんですが…なんかもうご愁傷様というか。
トリだったらまあ大目に見てもらえたかもしれないんですけど、対バンの2番手ではね。後でかなり説教されたと思います。しばらくELLは出演禁止なんじゃ?とちょっと心配しつつ、笑ってしまうのでした。


ザ・キャプテンズ
「〜LIVE CONCERT 2005 夕陽のガンマン〜」
−セットリスト−
恋するマタドール/砂浜ラブレター/失神天国〜恋をしようよ〜/太陽は知っている/恋のゼロハン
夏の名古屋ライブに行けず、久しぶりで凄く楽しみにしてたキャプテンズです。ようやく名古屋のハコがレベルアップ。客が多かろうが少なかろうがライブのクオリティは変わらないキャプテンズですが、やっぱりたくさんの女の子(男の子ももちろんオッケー)が「キャー☆」と失神寸前(笑)になってる方が断然楽しいです。
「砂浜ラブレター」は初めて聴けました。ラブレター欲しかったよー。新曲「太陽は知っている」はしっかりキャプテンズサウンドで、初見でも楽にノれます。PVが楽しみ。
MCでは今ツアーで組むことが多かったダブルオー・テレサとの対バンは今日で最後とのことで、礼を言いつつ「あとで怒られると思います」って。やっぱりね(笑)。
結構前からキャプテンズを応援してた*1身としては次第に増えてくる観客が嬉しくてたまりません。早く名古屋でもワンマンが観たいなあ。
傷彦さんがステージを去る時に客席から飛んだ「行かないでー!」という声にウケました。


★Untitled
キャプテンズが終わったらフロアが一気に寂しくなりました。…なんでこのバンドをトリにしたのかしらん。悪くはないんでしょうけど、前の2つに比べたら売りが無さ過ぎ。その辺は解ってるみたいでかなりやりにくそうでした。

*1:かつてキャプテンズに在籍していたキーボードの豊かさんに『名古屋じゃ最初のファン』と言われたことがあります