OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

帰ってきた年末時代劇スペシャル!![元帥・鳶丸のメトロノーム忠臣蔵] 川崎CLUB CITTA'

出演:メトロノーム/楠本柊生帝國元帥/グルグル映畫館/秋山祐/伊東隼人/伊智生士冶/陽季想/松井真城/わっしょい後藤/一ノ瀬類/エレキ隊/最鋭輝/立川志の吉/[特別出演]吉田メタル(劇団☆新感線)/じゅんろう(SEX-ANDROID)/吉川昌利(星野和臣中佐)


…この1年、可哀想なくらい(自分にしては)働いたのでクリスマスプレゼントとして遠征してみました。
メリークリスマス、自分。


もうすで記憶があやふやでシーンとか台詞が前後してます。
幕が上がるとステージ上手にグルグル、下手にメトののドラムセットがセッティングされててオープニングはメトの「8bitガールズブラボー」から。グルグルの天野さんは「マリスミゼルの世界へようこそー!」とやってウケてたので「昨日の大阪(ミューズ)ではドン退きされたのに!」と大喜び。
怒らせるとコワイというグルグルのアニキの武勇伝は
「アニキにはなーヨメがおるんやー!」「正月はヨメの実家へ行って運転手をやるんやー!」
うむ、ヴィジュアル系バンドマンとして「ヨメがいる」というのは確かに最強かも(子供もいたら無敵だ)。
元帥は金茶髪に和装の出で立ち。これからは軍服姿の方がレアになっていくのかしら。
あっさりシャラクが死んでしまい、元帥が作った身代わりのロボはフロッピーを変えればその人格になるということで変化したのはSEX-ANDROIDのじゅんろう、明らかに観に来てただけな思い切り普段着な新感線のメタルさん、そして同じく普段着&スッピンの吉川or星野さん。吉川さんが出るのは打ち合わせてなかったらしく、天野さんは「どっちなんですか!?」と焦ってました。この状況で「柊生元帥、第14帝國は〜?」とカマす吉川さん(元帥に笑いながらどつかれてました)は相変わらずだと思いました。
煌隊のじいこと陽季想くんは松葉杖姿。演出ではなくマジな怪我みたいで、結構舞台じゃドタバタやってたし悪化してないか心配です。
討ち入り時でのグルグル「紺碧さに誘われた子供」の台詞に吉川さんが参加。彼の正体(?)については
天野「星野中佐?」
元帥「吉川くん?」
吉川「今回はホッチKissで」
そっちかい(笑)。後ろでザ…じゃなくてシャラクが微妙な反応。
「そこで間違えんでも…」というシーンでちょこちょことミスがあったのですが、1番焦っただろうなと思うのは「過去に行きたい」というシャラクに「もう自分が使うことはないから」と元帥が袂から手袋*1を取り出して渡すシーンでしょうねえ。
右の袂に手袋が見つからず、元帥はかなり必死だったかと。結局左の袂に入ってたのか(?)無事渡すことが出来ましたが、観てる方もヒヤヒヤしました。
松の廊下〜切腹には「残念僕の人生。」、活劇シーンには「プチ天変地異」とか、曲の使い方が元帥は上手いなーと思います。
アンコールでは吉川ボーカルでの「知ったかぶりの猫かぶり」にびっくりしました。「紺碧」もですがこの曲聴くの、何年ぶりかしら…。
メトもグルグルも最近の曲にはすっかり疎くなってしまったけど、やっぱり好きなバンドには違いなく、古い曲も新しい曲も楽しかったです。


他にもバスケットマンなシャラク&フクスケとか小林探偵局とか志の吉さん(「ガッテンしていただけたでしょーか」って師匠のネタを(笑))とかモッキーとかアッキーとか歌舞伎町で稼いできた幻庵&草壁とか。
さすがにちょっと人数が多かったかも。見るとこ多すぎて大変でした〜。

*1:「幻創論」においては重要なアイテム