OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

「薔薇と骸骨とプロテイン〜新緑3マン〜」 ELL

出演:ザ・キャプテンズFUZZY CONTROLスケルトンズ


スケルトンズ
途中から。普通のロックバンドなのかと思ったら、最後に小芝居したり打ち込みでラップだかヒップホップだかパラパラだか歌って踊ってましたな。
今時、横縞Tシャツとオーバーオールの衣装で揃えてる*1バンドがあるとは思ってなかったのである意味衝撃的。


FUZZY CONTROL
15歳でデビューしたギタリスト樹音と、“手数王”菅沼孝三の娘・ドラマー菅沼知子の名前はかなり以前から目にしてたので、ファジコンが結成された時には「へー、あの子とあの子が組んだんだ?」と興味を持ったバンドなんですが、いやもうSATOKOが予想以上でした。
まだ若い、しかも女の子がこんな迷いも澱みも揺るぎも無いドラムが叩けるなんて…。やっぱりキャリア(家庭環境と血筋)なのかしら。
プレイスタイルはシンバル叩く時の右腕のしなり方、手首の切り返しが独特で見てて飽きないし、おまけに叩きながら歌えちゃう。しかもすっごい上手い!
彼女にはファジコンの枠に収まらず、もっとバンバン外にも出て欲しいなあ。10年、20年先も見てみたい、そう思わせるプレイヤーです。
もちろん、ファジコン自体も楽しかったです。この3人は凄くバランスが取れてて良いですね。
最初、フロント二人が上半身ハダカで登場したのを見て、
「…ちっ、さとちゃん、タンクトップか。でもミニスカ♪」
なんて喜んだり……はしてません!


ザ・キャプテンズ
−セットリスト−
夕焼けサンドビーチ/太陽は知っている/暴れ馬クレイジーホース/失神天国〜恋をしようよ〜/ハートにピットイン/トンネル天国/en. 恋のゼロハン
傷彦さんがファジコンのJUONの筋肉に「僕も鍛えないと」とマッスルなポーズをとってみるもなんか違う。
「薔薇より重いものを持ったことがない」
って(笑)。名言ですわね。
「やっと会えたね」で指名されたお嬢さんはやっぱり後ずさり。そんな彼女を二柵目の柵で逃げられないようにする傷彦さん。そんなシチュエーションは少女漫画にしか無いと思ってましたが、まさか現実に見られるとは…*2
「せーの!」でみんなでジャンプさせてすかさず
「今のは試しました!」
と観客の愛を試す男(笑)。
「やっぱり50%しか飛んでくれない…。初めから100%の愛なんてありえないんだ」
と、名言その2(笑)。今日のMCはツボすぎます。
「恋のゼロハン」で『二人の恋はいつだって、時速30kmで走ってゆくのです!』に初見のお客さんたちの
「30キロ!?」「遅っ!」
という声を聴くのが嬉しい私は変かしら。

*1:まあ狙ってやってるんだろうけど

*2:いや現実にもあるのかもしれないけど、とりあえず自分はそんな目に遭ったことはありません