OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

SONATA ARCTICA JAPAN TOUR 2007 Zepp Nagoya

−セットリスト−*1
Intro/In Black And White/Paid In Full/Victoria's Secret/For The Sake Of Revenge/8th Commandment/Tallulah/FullMoon/Caleb/Black Sheep/It Won't Fade/Gravenimage/Enskan ソロ+バトル/San Sebastian/en. My Land+ソロ/Don't Say A Word/The Cage +Vodkaa,nukkumatti & outro


ヤニが兵役で来日出来なかった今回。インタビューとか聞くと*2、兵役義務は大抵20歳くらいまでに済ませておくのが普通らしくて他のメンバーはすでに終えているそう。で、ヤニがまだ終えてないことを他メンバーは知らなくて
「CDも作ったしツアーやるぞー」
「あー、ゴメン。オレ、ちょっと兵役で刑務所入らないといけないんだ」
「なにー!!」
という状況だったらしいよ。連絡の悪いバンドだこと。
ちなみにフィンランドの兵役義務は「兵役に就く」「奉仕活動をする」「犯罪者としてではなく刑務所で過す」のどれかになるそうで、ヤニは当初刑務所を選んだんだけど(なんで刑務所にしたんだろう?ていうか刑務所で何するんだろ)、キツかったので奉仕活動に変更したんだとか。


さてライブ。Zeppの入りは余裕ありすぎ。ダイアモンドホールだって埋まってるわけじゃなかったのに、なんでZeppにしたんですかね?
トニー・カッコはやっぱり良いです。声の伸びが素晴らしかった。マイクが胸の辺りにあってもすごく綺麗に声が通ってましたよ。この人の歌はハイトーンのスピードチューンよりミドルのバラードの方が私は好みです。
サポートのエリアス・ヴィルヤネンの演奏も問題なく。
そういえばソナタ・アークティカを観るのは3度目なんだけど、ライブで「Weballergy」を聴いたことがない…。なんで演らないんだろ?この曲は日本だけで人気なのかしら。
今回のアルバム「UNIA」は今までのアルバムに比べて「きっと時間があったんだろうなあ」と思わせる*3凝った楽曲、凝った演奏になってます。
メロスピ」の代名詞みたいなこのバンドが「スピード」を押さえて路線をやや変えたことに対してファンは賛否のようですが、新曲をライブで聴いた感じでは違和感は感じませんでした。
まあ、どんな曲も失敗が無い限りライブで聴いた方が3割り増しくらい良い曲に聴こえますけどね。
この先ソナタがまだまだ変わるのか戻るのかこのままなのか、ちょっと気になるところです。


7/31追記

*1:mixiSonata Arcticaコミュ参照

*2:Podcast「キャプテン和田の劇的メタル」がおすすめ

*3:実際制作に余裕があったらしい