OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

SEX MACHINEGUNS 2008 全県ツアー「全国大会〜あなたの町にお邪魔します〜」 ELL

オープニングアクトピンクフラミンゴ
振り袖姿の白鳥ケン子ちゃんの「錦恋」でスタートして学園コント。
放課後に合コンがあるということで相手4人のデータをチェックするケン子ちゃん。
まずはあんちゃん。「イケメンだわー!!(プロフィールをチェックして)今1番欲しいもの『よめ』!?困ってるのねー、このコ!!*1
次はりょーたつ。「かわいー!くまのプーさんみたいー!」
コント(スクール水着に変身)を挟んでシンゴ。ちょっと忘れた。プロフィールから「読めないコね…」とか言ってたっけ。
そんでケンイチ。「色白で超かわいー!この子にするわー!」と誕生日をチェックして自分の誕生日との合同誕生日会の妄想モードON。ケンイチのお部屋に招かれてあんなことやこんなことそんなことまでああん♪な妄想が展開。
ちなみにケンちゃんて男っぽく低い声で喋ると凄いイケなボイス。ちょっとときめいた。
このあとはピンクのスーツに衣装替えして4人で歌って踊るステージ。ケンちゃんが
「パンツを忘れてきたので今、ノーパン♪」
と告白。そんな秘密は知りたくなかったヨ…。スクール水着から着替える時、スタッフが目のやり場に困っていたそう。
ピンフラが今回オープニングアクトとして出るのはやはりmarsa社長との繋がりから。幼稚園からの幼なじみでケンちゃん、まーちんと呼び合ってた仲なんだとか。
楽屋でマシンガンズメンバーと一緒にメイクしてたんだけど、彼らはヘアメイクが終わっても私服のままだったので
「(バリバリに立てた頭がTシャツにひっかかるのに)まだ着替えないの?」
と聞いたら、4人揃ってプルプルと首を振ったとか。
「それはみんな、アンタの前でハダカになることに貞操の危機を感じたのよ!」
とツッコミ入れられてましたが、確かにそう思う。
今日はおかまの日(4/4は女の子の3/3と男の子の5/5の間なので)だとか、外食するときやっぱ釜飯とか注文しにくいとか、カマンベールチーズに「お」をつけて言ってみるとか、最前列に好みの男の子がいたので「この後の歌はあなたに捧げるわ♪」と告ってみたり。
ちょっとコントが長かったけどね。存分に笑わせてもらいました。


4/14追記:
こちらに今回のライブ映像(「このゆびとまれ!」)がUPされてます。


SEX MACHINEGUNS
−セットリスト−
食べたいなめたい危険地帯/JUNK FOOD/JAPAN/ONIGUNSOW/JACKY/エステティシャン/愛人28/踏み台昇降運動/ファミレス・ボンバー/桜島/BURN〜愛の炎を燃やせ〜/en1. みかんのうた/全国大会/en2. SEX MACHINEGUN
スタートは「INVITATION」でステージに駆け込んで来るパターン。
あんちゃんはピンフラの後ってことで「今日はやりにくい!」
そりゃピンフラの後で平気なバンドはいませんて(笑)。R*A*Pの時もそうだったけど、ピンフラの後に出ると口調が伝染っちゃうので大変。
リョータツはケンちゃんにプーさんと言われたのを転じてブーさんと名乗ってみたが、ぶーぶー言われて「ブーイングされてれるみたい」ってことで却下。
ケンイチはケンちゃんの妄想相手になった話を振られた時、ものっっ凄くイヤそーな顔してた。
その初々しさとルックスとたどたどしいMCで何をやっても「かわい〜」と囁きが起きてました。ケンイチ…恐ろしい子……。
アンコールで出てきた時、シンバルに頭をぶつけて痛そーにしてたのを私は見逃さなかった。…可愛いすぎる。
シンゴは天むすをおにぎりに天ぷらをのせて蒸したものだと思ってたらしい。「愛人28」の前振りでオネーチャンに誘惑されたらどうすると振られて躊躇無く「お願いします!」と答えたら、あんちゃんが
「お前の答えはリアルすぎてイヤ」
って、アンタが言うか(笑)。今日のMC、シンゴの切り返しは冴えてたなー。
「NOISYを見てかっこいいと勘違いしてしまった」とシンゴを紹介した流れであんちゃんがNOISYの話をしてました。
「もうアイツ、しわしわのヨレヨレになっとった(笑)。相変わらず酒癖悪くて覚えてないし」
ああ、NOISYはシワになりやすそうな造作してるもんなあと、思わず頷いてしまったわ。
リョータツはNOISYと飲んだ時、「ノイジーさんじゃなくてノイーンて呼べ」と言われたので、恐る恐る呼んでみたが
「あ゛あ゛〜!?」
と返ってきたのですぐに「ノイジーさん」と言い直したそう。彼は相変わらず飲むとノイジー2に変身してるのね。


いまだに複雑な思いを抱えたまま迎えた1年10ヶ月ぶりのSEX MACHINEGUNSライブ。
でも間違いなくマシンガンズのライブでした。変わっても失っても、それでもまだマシンガンズはそこに在りました。
ただ正直、スタートが「INTRODUCTION」じゃなくて良かったと思った。
あのANCHANGPANTHERツインギターで始まるオープニング。気持ち的にはチケット代の5割をこのために払ってるくらい好きでした。
自分でも諦めが悪いというかオトメチックやなーと思ったりするんだけど、他の曲はOKでもこれだけはまだ耐えられそうにない……。
今日初めて5期ライブを観て、まだこれからもマシンガンズを観られるというのは嬉しかったし音にも大きな不満は無いし素直に受け入れることが出来たんだけど、ちょっとしたフレーズが違ってたりすることに気付いた時に無茶苦茶寂しくなった。
しばらくはまだ引きずるんだろうなあ。
新メンバーにはまだまだ期待より不安の方が大きいです。
SEX MACHINEGUNSという、良くも悪くも客の要求に応える以前にANCHANGの要求に応えなくてはならないバンドに彼らは付いていけるのかしら。
特に最後にヘビーメタルシャウトを任されて「どうするんだっけ…」なんて言ってたケンイチ。
このまままっすぐ素直に育っていってくれるのか、それとも汚れていっちゃうのか凄く心配(苦笑)。
ゆっくり成長を待ちたいところだけど、観てる方にもそろそろリミットがね。待ってられるかな…。

*1:諸事情で会場の笑いに微妙な空気が含まれておりました(笑)