OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

Judas Priest 「Japan Tour 2008」 名古屋市公会堂

昨年以降、観たかった洋楽がことごとく名古屋を飛ばしてくれたものだからストレス爆発。
先行チケを気合い入れて取ったら、最下手でやんの…。はりきりすぎた。
以前も同じような席でドラムがスピーカーの死角になって全く見えなかったことがあるし、公会堂のステージは花道無いからメンバーが近くまで来る特典も無いだろうし、おまけに予習しておこうとワールドツアーの映像を観たらオープニングでロブは下手から登場してるし。
「どうあがいても、絶望」って言葉がよぎったよ。←おおげさ


19:00をやや過ぎてスタート。やはりロブ・ハルフォードは下手セットから登場し予想通りオープニングはアウトでしたが、ドラムは死角にならずちゃんと見えたのでヨカッタ。
日本公演初日ということでロブの調子が少々不安でしたが心配は無用でした。
「おお、神よ…!」とひれ伏したくなるくらい絶好調。
ただちょっと気になったのが、やたらと前屈みな姿勢で歌ってること。ぎっくり腰をやって腰が痛いんだろーかと思うほど、うつむきがちなんですよね。こんな歌い方してたっけ?
驚異的なボーカリストとはいえ、やっぱり衰えてきてるのかしら。
でも王様椅子に座ってる姿はさすがの貫禄でカッコよかった。それと相変わらず衣装替えも激しくて、ロングコートフェチには目に楽しい。3年前に観た時、凄く気に入ったコートがあったんだけど*1同じコート着てたわ。


ロブに劣らず、フロントメンバーもバリバリ動いてました。ステージアクションいいなー。
ドラムのスコット・トラヴィスはあんまりスティックアクションが上手くなくて(ドリムシのマイク・ポートノイほどではないけど)、スティックを投げたりするたびにハラハラしてたら案の定、「Painkiller」に入る短いドラムソロでスティックをすぽーん!とすっ飛ばしてた…。
盛り上がるトコであれはね〜(笑)。ひざカックンされたような気分になりましたよ。
アンコールでロブがお約束のハーレーにまたがって登場。
やっぱメタルのライブはこういう外連味が欲しいよなあ。今、邦楽メタルでこんなステージ出来るとこ無いもんね…。*2


初めて観た3年前はロブの凄さに圧倒されて「ロブ・ハルフォード」しか観ていなかったけど、今回はちゃんと「ジューダス・プリースト」を観た、という感じです。
考えてみたらメンバーは60歳前後?このステージを世界中回ってやってるのよね…。
いやもう、この人たち見てたらちょっと首振ったくらいでヘロヘロしてちゃイカンなーと反省です。


9/25付けの中日スポーツに記事(ウェブ魚拓:「ヘヴィメタの神・ジューダス・プリースト名古屋降臨 3年ぶりツアースタート(CHUNICHI Web)」)が出ています。
『アンコールの「ヘル・ベント・フォー・レザー」ではロブがハーレーダビッドソンにまたがって登場。約30年続く伝統芸に観客も大喜びだった。』
伝統芸って!!(笑)


セットリストはBLABBERMOUTH.NET:[JUDAS PRIEST Kicks Off World Tour: Setlist, First Video Footage, Photos Available - June 4, 2008]参照。多分同じ?
01. Intro: Dawn of Creation
02. Prophecy
03. Metal Gods
04. Eat Me Alive
05. Between the Hammer and the Anvil
06. Devil's Child
07. Breaking the Law
08. Hell Patrol
09. Death
10. Dissident Aggressor
11. Angel
12. The Hellion / Electric Eye
13. Rock Hard, Ride Free
14. Sinner
15. Painkiller
en
16. Hell Bent for Leather
17. The Green Manalishi (With the Two-Pronged Crown)
18. You've Got Another Thing Coming


(9/25追記)

*1:ちなみにこれです

*2:マシンガンズも3期全盛の頃は凄かったんだけどねえ