OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

陰陽座 結成十周年記念公演 「龍凰輪舞」 ダイアモンドホール

今日のライブはアルバム発売ツアーとは違い、旧譜の曲も多く入るだろうってことで友人たちと何の曲が来るかいろいろ予想したり希望したり。
「オープニングは焔〜鳳翼が鉄板」
「羅刹が聴きたいー」
「全部組曲とか」
「イヤじゃそんなの」
「じゃあ全部忍法帖
「それはいいかも」
なんて会話をしていざライブ。


サポートメンバー:河塚篤史(Dr)/阿部雅宏(Key)
−セットリスト−
01. 貘
02. 百の鬼が夜を行く
03. 桜花ノ理
04. 相剋
05. 煌
06. 紅葉
07. 化外忍法帖
08. 甲賀忍法帖
09. 鬼斬忍法帖
10. 道成寺蛇ノ獄
11. 鼓動
12. 輪入道
13. 組曲「九尾」〜玉藻前
14. 組曲「九尾」〜照魔鏡
15. 組曲「九尾」〜殺生石
16. 鎮魂の歌
17. 龍の雲を得る如し
18. 蛟龍の巫女
19. 焔之鳥
20. 鳳翼天翔
21. 梧桐の丘
22. 蒼き独眼
23. 火車の轍
24. 亥の子唄


en.1
25. 組曲義経」〜悪忌判官
26. がいながてや
27. 喰らいあう


en.2
28. わいら
29. にょろにょろ


en.3
30. 骸
31. 生きることとみつけたり


6でサポートKeyの阿部さんの紹介。7〜8は忍法帖シリーズ。10は聴きたいという人が多かった曲。11分以上の曲だからこんな時じゃないと確かに聴けないもんね。11、12は狩姦招鬼作曲。13〜15の組曲は「九尾」をどうしてもやりたかったとか。炎(かがり火)とスモークの特効アリ。17〜21は今回の公演タイトル「龍凰輪舞」そのものとも言える楽曲群。27では黒猫ちゃんが珍しく歌詞をすっ飛ばしてた。
怒濤の3時間半以上の31曲。
体力的というより暑くてしんどかったです。
なんかねー、微妙に聴きたい曲が外れててね。しょぼくれました。
スタートは何!とドキドキしてたら先々月に観たツアーと同じ「貘」だったんでいきなりガックリ。絶対違うので来ると思ったのに。
組曲は「九尾」だし(こないだ聴いたばかりだから違うの聴きたかった)。キーボードいるのに陰陽師やってくれないし。文車にとか癲狂院とか浸食輪廻とか聴きたかったんだけど。
メンバーと好みがズレてるんだな、私たち…。


どこかの雑誌のレポで『瞬火は喋らない方がカッコイイ』と書かれたらしい、と瞬火さん(怒っているわけではナイ)。「自分は喋らない方がカッコ良かったのか?喋っても喋らなくてもカッコよくないです」って、まあ当然、観客は「そんなことないーかっこいー」なんてレスしてましたが。
思ったんだけどね、瞬火さんは喋るのが悪いんじゃなくて喋るタイミングが悪いんですよ。その上、話がリバースするし。
アンコール終わってみんながエエ曲や〜と満足してる余韻を残してさっさとハケれば良いのに、そこから長々話しだすからアカンのです。


これだけの曲数こなして声が衰えないボーカル陣はさすが。
曲自体には文句もないけれど(多少、アレ?ってとこはあったかな)、私的には曲数より違うとこでサービスしてくれればなーとか、もうちょっと好きな曲が入ってればなーというライブでした。