バーベル「サミダレドライブ ファイナルワンマン」 新宿ルイードK4

東京出張は有効に使いましょうということで、ダブルヘッダーです。
割と以前から観ててそれなりにCDも持ってるのに、バーベルのワンマンは初めてでした。


スタートは「辻斬りハーレー」から。…しょっぱなに超久々なこの曲が聴けたのでなんかもうこのライブ思い残すことはないわ、と思いましたよ←早すぎ。
ライブ前に「新曲での仕込みに協力して下さい」と手渡されたルミカを振った「サミダレドライブ」、この仕込みはメンバーも知らなかったとかでかなり感激したようでした。最近は対バンが多いせいで対バンの持ち時間（30〜40分）に慣れてしまったとかで、後半はメンバーの息が上がってたみたいです。
MCは笑える話をしてました…が内容忘れました。川嵜がディープ・パープル（だったかな？）のライブを観たけど全然参考にならんかったと呟いてたのが印象的でした。…確かにディープ・パープル観て「すげー参考になった！」というバンドマンっていないだろうなあ…。
本編ラストに「前略、燕」「N.Y.Dのテーマ」と続いて終わり…と思いきや、一人だけ「俺たちに明日はない」のイントロに入るテッシー。他のメンバーがついてこないので「え？え？」とキョトン。あまりにも飛ばしすぎたのでリーダーが「N.Y.D」で終わる指示を出してたんだけど気付いてなかったらしい(笑)。こうなってはやらざるを得ずラストにもう1曲。…リーダー、かなりヘロってましたね。
アンコール1は所属事務所の舞台「フリーダム freedom〜女たちの維新史〜」のメインテーマ「フリーダム」（手島新 作詞作曲）。アンコール2は「オイテケボリ」「葛城にて」。
「葛城にて」では川嵜が泣きそうになりながら歌ってました。そして私は泣きそうになりながらこの曲を聴いてました。


やっぱりいいですよ、バーベル。もっとたくさんの人に聴いてもらいたいんだけどなあ。東京の日曜のワンマンであの動員ってのはちょっと寂しいです。
曲は良いし、見た目だってそんなに悪くないし、話も立つのになんでブレイクできないんですかねえ。
私の勝手な「こんなバンドは売れない」論の項目の筆頭が「バンド名が一般名詞でネットで検索しにくい」、「オフィシャルサイトに『魔法のｉらんど』を使っている」なんですが、その両方に引っかかるバーベル。どっかの占い師じゃないけど、いっそのこと名前を考えなおしてみてはどうかしら…。


物販ではグルグル映畫館の一知兄さんが売り子さんしてました。
「まあ、おにーさんたちのお手伝い？偉いわねー」などと思ってしまったのは、兄貴にはご内密に(笑)。