OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

S.Q.F Oneman LIVE 「††† Living Dead Party †††」 HOLIDAY NAGOYA

オープニングアクト楠本柊生
メメント特別版」(一人芝居)
2003年までの記憶しかなく10分間しか記憶を保てない第14帝國の楠本柊生帝國元帥が2009年11月22日から10分ずつ過去へ遡っていくお話。michi、YURAサマは話の中に登場するけどNaoは出てこなかった。
『ストーリーを再構築して考えながら観るのが面倒といえば面倒だし面白いといえば面白い』
と思って、よく考えてみたら初演(02年だったっけ?)を観た時に同じ感想をどっかに書いた記憶が蘇ってきた。
記憶と記録があいまいでオチが同じだったかどうかは覚えてないや。
しかしこれ、バンドのライブのOAでやる話としてはどーなんだろ。



★S.Q.F
サポートメンバー:クボタケイスケ(Ba)/YURAサマ(Dr)
魔界の1000年に1度の王位継承で、魔王(元帥)は魔力が強すぎる上の息子Naoではなく下の息子michiに王位を譲ろうとするがそれを不服としたNaoが後に「Living Dead Party」と呼ばれることになる騒動を起こす…という芝居からスタート。
…観るたびに「S.Q.Fの方向性が解らん…」と思うのですが、やはり今回もそう思いました。
michiは棺桶背負ったドロロンえん魔くん、NaoはNoGoDの団長みたいとか思った。YURAサマは肩の髑髏のギミックが凄いけど叩きにくくないんだろーかとか、くーちゃんはあの路線でいいのかとか、みんなコンセプトがよく解んないぞ。
MCは無しのままでぶっ飛ばして1部終了(結構な曲数だったので終わりと思った人(?)からアンコールがかかってた)、2部は力を奪われて帽子になってしまった魔王の呪いを解くには108つの魂が必要でmichi、YURAサマ、くーちゃんは魂を集めに行き(冒険略)、元に戻った魔王を含めてNaoに対決を挑む。
自分の力に飲み込まれて時々ツッコミどころ満載のウザい関西人(笑)に人格が変わるようになっていたNaoにジェスチャー、なぞなぞ、絵描きで対決。魔王が勝ってmichiとNaoは和解、魔力の使いすぎで帽子に戻ってしまった魔王はその後michiの帽子として過ごすことになりましたとさ。おわり。


元帥vsNaoのお絵描き対決のお題は「モリゾーとキッコロ」。元帥はモリコロをいろいろネタにしてきたのでかなり上手く描いてたけど、Naoの描いた2匹は「森憎木ッ殺」って感じだった(笑)。


S.Q.Fのワンマンを初めて観に行った時、michiがヘロヘロになってた(ダブルヘッダーの2部の回だったため)のを見てるもんだから『michiは体力無い』と思い込んでたので、今回インターバル無しで歌いっぱなのはちょっとびっくりした。
あと覚えてるMC。
ハネ立ちで昨夜のうちに大阪から名古屋へ移動するのにNao運転の車に乗った元帥、「自分がいるのに名古屋でナビ使うなんて!」と強引にナビを引き受けたくせに丸の内ICに着いた時に寝てた。起こしたら「ここはどこだろうねえ」←Naoが真似してた。似てるw
YURAサマは座ってる時に奇妙な癖があるとか、Naoは「よっこら…」と最後までちゃんと(「よっこらしょ」と)言わないとか、BIG ONEの社長が弁当泥棒のカラスを追っかけ回してた等々。
ネタが尽きないバンドだな。


日曜なんだし18:00スタートにして欲しかったわ。


はるな愛から花が来てた。