OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

立川志の吉「東京駅前独演会 其の10」 東京・東京建物八重洲ホール

出演:立川志の吉/立川志の八/ゲスト:最鋭輝
初落語でございます。…ゲスト、モッキーだけどね(笑)。会場は満員御礼の盛況でした。
演目は後から調べました。


立川志の八高砂や」
入門して丸8年でまだ前座と言うとお客さんから「頑張ってください、丸八さん!」と言われてしまうとか。きっと来年は間違われないと思いますが(笑)。
でも見た目と違って、声だけ聴いてると真打ち8年目みたいな渋い声をしてらっしゃる。


★立川志の吉「長短」
しょっちゅう名古屋方面には来てるのに何度も機会を逃し、ようやく今回観ることが出来ました。
マクラに政治、宗教ネタはイマイチ乗りにくいと思うなあ。
それにしてもあの気の長い喋りは一瞬眠りそうになりました。


★ゲスト:最鋭輝
−セットリスト−
まわり道をしよう!/ストライプの伝説/三日月に腰かけて/極楽蝶
いつものライブとは違う客層に大丈夫かしらと思ってたのですが、これがもうびっくりするほど盛り上がりました。
数十年前のお嬢さん方は紙テープを大喜びで投げてらっしゃるし、数十年前の若者は「日劇エスタンカーニバル」と聞いてニヤリ。「ウンパパウンパ」の手拍子が取れないオジサマがそれでも懸命に手を叩いてるのには感動しましたねえ。
「極楽蝶」の失神パフォーマンスをモッキーが説明。
「失神した僕が紙テープを投げてもらって極楽蝶になって復活するというアトラクションです」
アトラクションて(笑)。
それにしても老若男女が「モッキー!」と叫んでる光景は滅多に観られるもんじゃありません。
いいもん観たわ〜。


★立川志の吉「お花半七馴れ初め」
会場は先ほどのモッキーライブの熱気が残ってて、お客さんがやや疲れてました(笑)。
愛知のマンモス小学校で2学年ずつ相手に落語をやったんだけど、1、2年生は大変だったとのこと。
「落語を観たことあるひとー!」
「はーい!!(ほぼ全員)」
「(嘘つけー(笑)!)どこで観たの?」
「えーとね、どうぶつえんー!!」
落語家、動物扱いらしい(笑)。
5/19、20、21放送の「天才てれびくんMAX」に出演(あまてぃんと一緒の回)するんだけど
「なんで江戸時代に生まれなかったんだ!」
というくらいヅラが似合ってるそうで、着替えてアタマがヅラ、下は普段着というカッコになってみたらこれがまた妙で、みんなに見せて回ってたとか。
…ヅラで落語やるのは反則なのかな?観てみたいものですが。
噺の方は、走るとか袂をはらうとか最後の艶っぽいくだりとかの細かい動作にほほーと思いました。
しかし
『どうしてここが解ったの?』『Googleで検索したの』
ってどーなんだろ(笑)。