OUTBREED

日夏の名古屋を中心にしたごく個人的な音楽・演劇メモです。 最近はほぼtwitter(@outbreed_t)でつぶやいてます。

SEX MACHINEGUNS「LIVING IN AMERICA」

LIVING IN AMERICA [DVD]

LIVING IN AMERICA [DVD]



2月に出たアルバム「MADE IN USA」の制作ドキュメンタリーです。
『メンバーの苦悩や葛藤の姿』というHMVレビューに「大げさな」と笑い飛ばしてたら、実はそれが大げさじゃなかったと、このドキュメントDVDを観たファンがどんよりしてるのでビビってたのですが、見終わってみたらそれほどでもなかったです。
元々、協調性の無い人たちだなーとは思ってたから、レコーディングでもそんなんかい、もっと会話のキャッチボールしようよ…という感じです。
それとPANTHER、普段は髪を三つ編みにでもしとけば〜?とかね。


なんかね、意見を求められて意見が出ないという光景は、学級委員の「意見がある人は言って下さい」という言葉が繰り返されたあげく先生に説教をくらう、小学校や中学校の頃の学級会を思い出したわ…。やだやだ。


メンバー(というかANCHANG)のメンタルな面を除けば、バラバラになってる曲が組み上がっていくレコーディング風景は非常に興味深いです。
印象に残ったシーンとしては、サイパンがゲストプレイヤーのジミー・デグラッソ(ex.メガデス)のセッティングの早さに呆然としてるとことか。
それにしても元々サイパンがパワーヒッターじゃないから余計にそう感じるのかもしれないけど、そのパワーの差ときたら。ANCHANGも「音がデカい」って言ってたけど、余裕で叩いてあれだもの。
ジミー・デグラッソに限らず外国のドラマーが叩いてるところ見るたびに思ってましたが、やっぱ日本人とじゃ基本的な筋力が全然違うんですねえ。オリンピックの陸上競技なんかで東洋人が勝てないはずだわ…。
あと、ライブ後にステージから引っ込んだメンバーが野戦病院さながら*1にヘタリこんでるとこに、客席からの「マシンガンズコール」が聞こえてきて思わず笑みがこぼれるというのは良い絵だったな。
しかし曲数の少ないライブであれならいつもの20曲近いライブ後はどんな状態なんだ…*2。あんなの見ちゃうとアンコール呼びにくいね。


ちょこっと補足。05/10/10で紹介した以外にもナッシュビルライブレポがありました。こちら(画像、ええんかいな…。でもパンサーがちょっと可愛い)。

*1:いや実際の野戦病院は知りませんが

*2:あんちゃんがライブが終わって袖に転がり込むように引っ込むのを見たことがあって、しんどそうとは思ってたけど